アメリカ駐在を豊かにし、しかも家計にも優しい、そんな便利グッズがあります。
それは、ホームベーカリーです。
まのすけ一家は、妻のすすめで駐在生活の後半戦で購入しましたが、もっと前から持っていればよかったなと思いました。
なぜ、そんなにホームベーカリー推しなの?と思われるかもしれませんが、そこにはちゃんと理由があります。
それでは、理由を詳しく説明します。
目次
理由①焼きたてのパンはめちゃくちゃ美味しい
焼きたてパンはめちゃくちゃ美味しい!!!
絶対に外せない一番の理由です。
そして、この美味しいパンを味わうのに重要なものとして、パナソニックのホームベーカリーの「パン・ド・ミ」という食パンを作る機能があります。
このパン・ド・ミは、イースト菌少な目で長時間じっくり発酵させる必要があるようで、手作業で作るのはとても難易度が高いそうなのですが、パナソニックのホームベーカリーにはこれを作ってくれるモードがあります。
うまく焼けると、Topがこんもりと盛り上がったパン・ド・ミをお目にかかることができます。
バターが多めでリッチな味わいのパン・ド・ミ、ついつい食べ過ぎてしまい、お腹のお肉の心配をしてしまうことが唯一の欠点でしょうか☺
理由②自分で作るとオーガニックにこだわっても安い!パンを買うより節約できる(投資回収は容易です)
パンを買うより自分で作る方がかなり安く済むので、節約分でホームベーカリー代金の投資回収が容易でありということも購入をおすすめする理由です。
我が家では、レーズンパンを焼くことが多いですが、その材料費は、オーガニックにこだわったとしても一斤1.46ドルでした。
これに電気代(マンハッタンの電気代なのでコスト高め)を追加すると
一斤あたり、1.64ドルで作ることができます。
これに対して、パンを購入する場合はどうでしょうか?
色々とピンからキリまであると思いますが、日系のパン屋さんだと、0.5斤でも4ドルはしていたはずなので、1斤で8ドル。
作った場合との差額は6.36ドルにもなります。
パン焼き機もモデルによって値段が様々ですが、36,000円のホームベーカリーだったとして、一回パンを焼いて700円(6.36ドルを110円換算)節約できるなら52回焼けば元が取れます。
毎日焼く人なら2か月使うだけで済むので、これはとてもお得だなと、買った当時計算して思いました。
ちなみに我が家では、
King Arthurのパン用小麦粉
Presidentのバター
トンプソン種のオーガニックレーズン
等をWhole Foods、Trader Joes、Fresh Direct等で買って使ってました。
理由③パン以外の機能も便利で豊富(餅つき機能等)
パン焼き機ではパン以外のものも作ることが可能ですが、結構、海外生活において日本の味わいをもたらしてくれる便利機能が備わっています。
その一つが、餅つき機能です。
もち米を炊飯器で先に炊くとかそういうことも不要。
研いだもち米と水をいれて、餅つきモードをスタートするだけで、1時間程度でつきたてのお餅が出来上がります。
このお餅やパンでも重要なお供になるあんこも、パン焼き機で作れます。
小豆や砂糖、水等指定の材料を入れて、これもスイッチをオンするだけ。
自動であずきができます。
おすすめパン焼き機
パン・ド・ミの美味しさに魅了された身としては、パナソニック製一択です。
旧品番も合わせると沢山のシリーズが販売されていますが、主要なものを紹介させてもらいます。
SD-MDX4-K
2021年6月発売の最新機種でハイエンドモデルです。
焼けるサイズ | ハーフ、1斤 |
メニュー数 | 43 |
レーズン・ナッツ自動投入 | 〇 |
マニュアル機能 | 〇 |
パン・ド・ミメニュー | あり。リッチ・パン・ド・ミもあり。 |
SD-MDX102
2019年6月に発売された旧モデルです。まのすけが買ったのはこのモデルです。
焼けるサイズ | ハーフ、1斤 |
メニュー数 | 41 |
レーズン・ナッツ自動投入 | 〇 |
マニュアル機能 | 〇 |
パン・ド・ミメニュー | あり(ベーシックなパン・ド・ミのみ) |
最新機種に若干劣るものの、機能としては十分。
最新機種よりも価格がお手頃です。
SD-BMT2000
家族の人数が多い、もしくはお子さんが食べ盛りな時だと、パン1斤では足りないということがでてきます。
早く焼くタイプのパンもありますが、パン・ド・ミは4時間50分、天然酵母を使用する食パンは5時間等、美味しさを追及すると時間もかかりがちなので、1斤で足りないとき対処はしづらいです。
SD-BMT-2000は2斤焼ける機種なので、1斤では足りないなと思われる方はこちらが良いと思います。
焼けるサイズ | 1.5斤、2斤 |
メニュー数 | 40 |
レーズン・ナッツ自動投入 | 〇 |
マニュアル機能 | × |
パン・ド・ミメニュー | あり。もちもちパン・ド・ミ、ふんわりパン・ド・ミもあり。 |
おまけ:パン焼き失敗談(笑)
最後に、おまけでパン焼き失敗談も公開します。
パンを焼く、如何にホームベーカリーが優秀であろうとも、そこには魔物が潜んでいます(笑)
一つ目の魔物は、イースト菌は生き物ということです。
仕込むときの気温だったり、湿度だったり、保存時の状態だったり、色々な要因でパンの出来栄えに影響が出てきます。
例えば、こちらの場合は膨らみが足りず、パンのTopにドームがなく凹んでいまいました。
ちゃんと食べれますが、発酵が弱かったのか、膨らみが足りず、ふわふわな柔らかなパンではなく、ずしっと重いパンになっていました。
もう一つの例がこちら。
多分、発酵しすぎたんだと思います。
生地が膨らみすぎて、その後潰れてしまった感じです。膨らんでいるので食感は柔らかな食感で問題なかったのですが、膨らみすぎるとホームベーカリーの天井とかにパン生地が付着して焼けてこびりつくので、掃除が面倒になります。
もう一つの魔物はヒューマンエラーです。
うっかりチョンボです、、、(笑)
人が作業するので、どうしても100%完璧とはいかないものです。
夜にパンを仕込んで、朝焼き上がったパンを期待し、蓋を開けた時に失敗してると、心のダメージが大きいです。
忙しい朝ならさらにダメージ増加です。
失敗例の一つはレーズン投入ボタンの押し忘れ。パン自体は焼けてるのでまだダメージは少ないですね。スライスしたパンにレーズンかけてみたりして。
こちらは、最恐のミス!羽のつけ忘れです。
パン釜に羽をつけてないと当然ながら、パンの材料はこねられません。
小麦粉やバターなどの材料が最初に入れられた状態のまま、熱せられて固まったものの出来上がりです。
食べれるものでないのは勿論ですが、パン釜の底でがっちりと固まってるので、取り出して洗うのも一苦労で、ザラキで即死させられた気分になります。
他にも、イースト菌を入れ忘れる、予約の午前と午後を間違える、なんてものがありますでしょうか。