【必見まとめ記事】アメリカ駐在員ができる8つの投資・資産運用手段

アメリカ駐在中は、給料がドルで入ってきます。為替リスクを負うことなく手に入れたドルをどう活用していけるのか、本記事では、アメリカ駐在中に取れる8つの投資・資産運用手段を紹介します。

なぜアメリカで投資・資産運用するのか?

駐在員は、給料をドルでもらいます
すなわち、米国株、ETF等への投資等、資産運用をする際に、円をドル転することによる為替リスクを負う必要がありません

また、資産ポートフォリオの形成という観点からも、給与で得たドルをそのままドルで運用することは、円一極集中を防ぎ、リスク分散が可能です。

駐在当初は、ドル残高は基本的にゼロからのスタート、現地での生活コストがどのくらいかかるのか不明点も多いと思いますが、日々の生活が安定し、ドルの貯金が貯まってきたら、利率の低い銀行口座に眠らせることなく、投資・資産運用に目を向けても良いのではないでしょうか

主な投資・資産運用手段

アメリカでの投資・資産運用手段としては、以下が挙げられます。

1⃣証券会社での株式・ETF・債券取引

アメリカの証券口座を開設することで投資が可能です。

私は、将来本帰国などの辞令でアメリカを離れても継続使用できるという点から、以下の2つの証券口座を開設しました。

証券会社名手数料備考
Firstrade証券無料日本でも使用可
Charles Schwab証券株式:
4.95ドル

Schwab ETF:
無料
日本でも使用可

2019年7月にCharles Schwab証券を開設しました。
Schwab ETFの買付手数料は無料だったことや、紹介リンク経由なら1000ドル預け入れ1か月以上維持すると100ドルボーナスがもらえるからでした(紹介リンク経由の口座開設はこちらからどうぞ)。

一方、Firstrade証券は、株も債権もETFも買付手数料がなんと無料だったので、こちらを2019年8月に開設しました。

これら2社の口座開設に関しては、以下の記事でもまとめています。

証券口座開設

【これが投資の第一歩】アメリカの証券会社の口座を2つ開設

2019-08-28

2⃣ロボアド投資

日本でもウェルスナビやTheo等様々なロボアド投資があり、特に投資に慣れていない人向けに自動でETFの国際分散投資ができるツールとして定着していますが、アメリカでもロボアド投資は可能です。

証券会社がロボアド投資サービスを展開しているものもありますが、専業では以下の2社が有名です。

私は、Wealthfrontを使用しています。
この2社に関しての詳細は、以下の記事でまとめています。

【米国居住者で投資にお悩みの方】ロボアドバイザーで手軽に国際分散投資

2019-05-23

また、証券口座で紹介したCarles Schwab証券 もロボアド投資の口座を展開しているようです。

3⃣銀行預金

銀行預金も使い方次第では、立派な投資・資産運用手段と言えます。

定期預金(CD)やハイイールドセービング口座(主にオンライン専業の高い預金金利を提供する銀行口座)に預金することで通常の銀行預金よりも高い金利収入を安定して得られます

私の場合、定期預金は預入期間中に駐在が終了し、ペナルティ発生の元、中途解約しなければいけないリスクがあることから行っていません。

ハイイールドセービング口座は、定期預金に負けない高い預金金利を提供しているうえ、資金の出し入れは自由の為、私は余ったお金はこの口座に入れています。
日本の普通預金の預金金利は0.001%くらいで、利息は雀の涙ですが、アメリカのハイイールドセービングは2%超の金利も珍しくなく、ただ預けてノーリスクで得られる利息としては満足度が高いです。

金利が2.5%程度だったので、37,000ドル程度をただ一カ月預けるだけで、金利収入が80ドルも入りました

ハイイールドセービング口座は以下の記事で説明しています。

【米国居住者向け】預金金利2%超!お得なオンライン銀行はこれだ

2019-05-23

4⃣暗号資産(旧仮想通貨)

アメリカでポピュラーな交換所・取引所はCoinbaseが一番有名と聞きます。
ただ、暗号資産への投資は全く興味がないので、特に取り上げる予定はありません。

5⃣不動産投資

難易度は高いですが、駐在中に不動産を購入し、運用する、もしくは駐在中は自分が居住し、帰国が決まったら運用する、ということが可能です。

先輩社員で実際に家を買い、そこに住み、日本へ本帰国後は賃貸・売却で儲かったという話をいくつか聞きます。

仕事で近しい先輩駐在員からも私がアメリカに赴任してきてすぐの頃に、住まいを買うのも選択肢の1つとして今、どんどん開発が進んでいるニュージャージー州のHarrisonのことを教えてくれたりもしました。

私は、赴任と同じタイミングで竣工・引き渡しされた日本のマイホームのローンがスタートして間もなかったこともあり(この話は以下の記事リンクにて詳細記載しています)、さらにローンを増やしてアメリカに住居を買おうとまでは思えませんでしたが。

【マイホーム購入を悩まれている方へ】駐在・転勤にとなった時のマイホーム賃貸の経験談①

2019-08-03

実際にやるとしたら、不動産の世界は奥が深く、日本とも異なるので、相応に知識の習得が求められるしょう。

駐在員ではありませんが、アメリカ歴が長い日本人の現地社員と2016年に席を並べて一緒に仕事をしていた際に、本人から聞いた話を紹介します。

彼は、マンハッタンで24時間ドアマン付きの高級コンドミニアムの2ベッドルームの部屋を自宅用として15年前に購入しました。

住宅ローンの金利は日本のような1%以下で貸してくれるようなところはなく、物件の管理・修繕費用だけでも毎月千ドル以上発生、そして固定資産税も日本に比べるとべらぼうに高く、同じ資産価値の場合で日本の10倍くらい税金が毎年発生します(そのお金を行政がそのエリアの振興に使用し、結果、そのエリアの不動産価値の向上につなげる、という考えに基づいている)。

その為、月々のランニングコストはかなりの金額でした。

ただ、アメリカは住宅の中古市場が整っており、インフレも続くため、日本のように建物の価値がどんどん目減りしていくことはありません。

2017年に仕事を引退し、ニューヨークから別の都市に引っ越す際に部屋を売却されましたが、80万ドル(約9千万円)で購入した部屋の売却価格は200百万ドル(約2億1千万円)だったそうです。

6⃣企業型確定拠出年金

日本からアメリカに赴任しても続けられる投資手法の一つです。
私の勤務先は2017年に本制度を導入し、海外駐在中でも申し込むことが可能でした。

企業型確定拠出年金の仕組みや駐在員目線で気を付けることは、以下の記事でまとめています。

投資、資産運用

【海外駐在員も運用可能】企業型確定拠出年金を駐在員目線で解説②

2019-08-20
投資、資産運用

【海外駐在員も運用可能】企業型確定拠出年金を駐在員目線で解説①

2019-08-18

7⃣従業員持ち株会

持ち株会も駐在中も継続して続けらえれる投資手法の一つです。

会社によって様々ですが、自分の拠出金に会社が奨励金を一定割合追加拠出することで、実質的に市場価格より安く株を購入できるメリットがあります。

ただ、給与をもらう勤め先に資産運用においても依存することは、リスクを負いすぎていると考える人もいますね。

私も、加入はしているものの、最低口数程度の少額です。

8⃣ソーシャルレンディング(peer to peer lending)

多少リスクをとってもいいので、銀行預金よりも金利が高い収益を狙いたいという方向けの資産運用手段でしょうか。

インターネットやクラウドサービスの発達と共に新たに生まれた金融サービス、それがソーシャルレンディング(P2Pレンディング)です。

お金を貸す時に、資金の拠出者を小口で集め、集めたお金を特定の企業に貸し出し、金利収入を得ようというものです。

基本的に貸し出し先は、銀行からお金が借りられないような信用力の低い相手先になります。

その為、貸倒リスクも相応に高いのですが、小口に分散して貸付を行えば、どこか一部が貸し倒れても、大多数はきちんと貸したお金+金利が返済されるので、トータルのリターンは銀行預金より見込めるであろう、というものと認識しています。

ちなみに、日本のソーシャルレンディング関連のウェブニュースやブログを見ると、2018年に日本では、ソーシャルレンディングが拡大しましたが、相次ぐ貸倒事案(中には詐欺まがいのものも)が発生して一気にイメージが悪くなったのかなと思います。

アメリカでは有名ところでは、以下のような会社があります。

紹介しておきながらで申し訳ないのですが、私は、ソーシャルレンディングについては、今のところやる考えはありません。

  • 人にお金を貸すというのはとても怖いものです。
    返ってこなければ、丸々自分の損失になってしまいます。
  • 自分が損失を被らないようにする為には、色々な能力が必要です。
    ・担保ありの貸付の場合、担保評価能力(担保に価値がなければ意味がない)
    ・貸倒時に担保を回収し、売却してお金に換えるリマーケティング力
    ・貸し倒れても、できるだけ回収し尽くす回収能力
  • この自分が損失を被らない為に必要な能力という部分が全て人任せであり、しかもその人は顔も見えない誰かである、それがソーシャルレンディングという仕組みです。

このような仕組みに私は自分のお金を投資する気にはなれません。

駐在員ゆえの制約

駐在員はいずれアメリカを出る日がやってきます。
期日が明確に定まっている方もいれば、期日が特に決まっておらず、毎年の人事異動次第という方もいます(私は後者です)。

資産運用手法の中にはアメリカ在住でないとできないものがあります。
銀行や証券会社の中には、アメリカ居住者のみしか対応しておらず、アメリカ国外へ引っ越しする場合、口座を閉じなければいけないものが多々あります。
しかも、アメリカ国外でも維持可能か、多くの銀行や証券会社はホームページの説明やQ&Aで記載していることは稀で、個別に問い合わせて回答を得る必要があります。

アメリカ国外でも対応してくれる銀行や証券会社であれば、日本帰国、もしくは新たな海外赴任先でもそのまま運用し続けられるので、今後の資産運用の大きなツールになります。


※本記事は投資を勧誘するものではありません。投資はリスクや損失が発生することを理解し、自己の責任と判断により行ってください。いかなる損失や損害などの被害が発生しても当サイトでは責任を負いかねますので、ご了承ください。

私の投資遍歴について以下の記事でまとめています。長文ですが、よければお読みください。

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【日本個別株、先物、そして、米国個別株投資デビュー】私の投資遍歴について

2019-09-16

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