新シリーズ子連れ旅行の第二弾です。国内最高峰のラグジュアリーホテル「リッツ・カールトン」ブランド。その一つ、
「リッツ・カールトン京都」に宿泊してきました。
最高級ホテルに小さい子ども連れって大丈夫?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、リッツ・カールトン京都は子供向けプログラムが用意されている等、子供にとても優しいホテルでした。
子供が添い寝できる年齢の方が、宿泊費も大人分だけしかかからないので、むしろ子供が小さい時にこそ一度宿泊をおすすめしたいです。
リッツ・カールトン京都は、他のリッツ・カールトンにはない大きな大きなプラチナステータス特典があり、その点でも魅力的なホテルです。
それでは、以下詳しくご紹介していきます。
目次
リッツ・カールトン京都
概要
旧ホテルフジタ京都の跡地に建設され、2014年に開業。
東山三十六峰を望む風光明媚な鴨川のほとりに位置し、古典的なアンティーク、モダンな要素、多くのオリジナル芸術作品を内装に取り入れた、和洋折衷のユニークなデザインをコンセプトとしており、日本の伝統、和のおもてなしの心と、ラグジュアリーホテルの利便性が美しく溶け合った空間が広がっています。
ホテル敷地には歴史的遺産が随所に散りばめられいて、例えば日本料理「水暉」の窓の外に見える石垣は、旧ホテル時代からあったもので、職人によってひとつひとつ洗浄し、配置し直されたもの。また、イタリア料理「ラ・ロカンダ」内に現れる日本家屋「夷川邸」は、かつてこの地に住んでいた藤田伝三郎男爵の別邸で、1908年に建てられた総檜造りの建物で修繕し移築されたものです。
アクセス
電車の場合
- 京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」下車、徒歩約3分
- 京阪本線「三条駅」下車、徒歩約6分
京都駅から車で15分程度です。
ホテルに車での送迎をお願いすることもできます。
車種によって価格は大きく異なるのですが、あの皇族が乗ったりするので有名なトヨタが誇る超ロイヤルセダン、センチュリーも選択肢にありました。
詳しくは、リッツ・カールトン京都ウェブサイトをご覧下さい。
先に評価をお伝えします。
おすすめできるような良い滞在ができたのか、結論を知ってから続きを読みたいという方向けに、先に評価をまとめたものをお伝えします。
宿泊時の条件
宿泊時期 | 2021年10月 |
宿泊人数 | 4人(大人2名、4歳児、2歳児)、子供は添い寝 |
マリオットステータス | プラチナ |
宿泊した部屋 | グランドデラックス鴨川ビュー |
宿泊料金 | マリオット7万ポイント使用 (20万円程度) |
※使用ポイントは実際の消費ポイント数。金額はアップグレード後の部屋の一泊料金です。
子連れ評価
評価 | コメント | |
---|---|---|
部屋の広さ | ◎ | 52m2 |
ベッド添い寝のしやすさ | ◎ | ベッド2つをくっつけて配置。加えて大きなソファがあり、最悪の場合ここでも寝れる |
靴を脱ぐタイプの部屋かどうか | ◎ | 玄関あるタイプ |
子供アメニティ | ○ | パジャマが浴衣タイプでないのが良い。 |
朝食メニュー(子供向けの多さや食器類、従業員の対応) | ◎ | 子供メニューあり。ブッフェと違い落ち着いて食事可能。 |
子供向け特典・サービス | ◎ | アイスクリーム |
子供向けプログラムの有無 | ◎ | リッツキッズプログラム、リッツキッズナイト |
部屋風呂・大浴場 | ◎ | 大きな部屋風呂 |
キッズルーム・プール等、子供の遊び場 | - | なし |
ラウンジアクセス条件 | - | ラウンジなし |
スコア | 23 |
スコア計算:◎:3点 〇:2点 △:1点 -:0点 ×:-1点
感想
お部屋・アメニティ・サービス
- アップグレードもあって、素晴らしいお部屋でした。
- 52m2と広く、靴を脱ぐ仕様なので、子供達も楽しく遊べます。
- 豪華なお風呂は素晴らしく、大人も子供も大はしゃぎでした。
- ベッドは2つをくっつけてもらっているので、家族4人が並んで寝るのによかったです。
- リッツキッズプログラムという子供がホテル館内を探検するようなプログラムもあり、館内でも楽しく過ごせました。
朝食
- 子供が小さいとブッフェ形式は大人が料理を取って、それを子供に食べさせてと大忙しですが、リッツ・カールトン京都は前日に和食か洋食予約しておき、配膳いただくスタイルの為、ゆっくりと着座して朝食を楽しめます。
- オーダーが子供一人分しか通っていないというホテル側ミスがありましたが、その後の対応がとてもよかったです。
総評
子連れおすすめ度: (5 / 5)
- 他では味わえない上質な宿泊ができ、とても満足でき、また泊りたいと強く思えるホテルでした。
- 今回はポイント泊でしたが、お金を払ってでもまた来たいと思えるのはさすがリッツ・カールトンです。
より詳しくお伝えしていきます。
入口・館内
水の流れる通路を歩いていくと、とても趣のあるエントランスに到着します。
小さな子供連れだったからか、ロビーの座席ではなく、夕方から営業を開始するバーのお店、その名も「ザ・バー」に案内されました。
おしぼり、ほうじ茶、八つ橋をサーブして頂きながら、ゆっくり座ったままチェックイン手続きをしてもらいました。
そして、応対頂いたホテルマンの方から、日頃のマリオットグループ利用への感謝とお部屋のランクを3段階アップグレード(グランドデラックスカモガワリバービュー(55m2))していただけることを告げられ、こちらのテンションはめちゃくちゃ上がりました。
10月の宿泊だったこともあり、1階のロビーラウンジには黄色いかぼちゃが飾られていました。ホテル内には、スイーツやクロワッサンで有名な「ピエール・エルメ・パリ ブティック」も入っていました。
客室 ベッドルーム
グランドデラックスカモガワリバービュー(55m2)
お部屋に到着です。
初リッツ・カールトン宿泊でしたが、控えめに言っても「素晴らしい」お部屋です。
玄関で靴脱ぐ仕様なので、土足仕様の床と違って汚れにやきもきすることもなく、小さなお子さん連れには安心です。
窓がとても大きく、鴨川や東山三六峰の景色を堪能できました。
食器やミニバーも通常のホテルとは全然違います。
カトラリーはクリストフル。
オーパスワンの赤ワインまでありました!!!(価格はリッツ価格でめちゃくちゃ高い💦)
パウダエリア・バスルーム
パウダールームはダブルボウル仕様。これだけでも妻は大喜びしてました。
アメニティ類は漆塗りの箱に収められていました。
広いバスルーム。バスタブは、大きく深めの仕様。
バスピローやバスソルトもあり、ゆっくりと浸かって旅の疲れをいやすことができます。
シャワーはヘッドタイプとレインタイプの2種類があり、これまた妻が喜んでいました。
子供向け(?)のラバーダックが2羽置いてあったのが可愛かったです。
子供達は、このラバーダックと一緒に楽しくお風呂に入りました。
シャンプー類は、リッツ・カールトン共通の「アスプレイ」。
フレッシュシトラス系の香りです。
子供向けのパジャマが可愛かったです。一番小さいものが110cmだったので、上の子のみホテルのパジャマを使用しました。
キッズプログラム
リッツカールトン京都は大人向けも含めて様々なアクティビティが用意されています(全プログラムの案内はこちら)。
家族で楽しめる、子供だけでも楽しめるもの等、様々なアクティビティがあります。子供だけでOKなものは親が同伴しなくても問題ないので、子供から解放されてホテル内のサービス等を堪能することができます。
以下、リッツキッズのプログラムをご紹介します。
アドベンチャーパスポート
予約不要のアクティビティです。
チェックインの際に、子供たちは「アドベンチャーパスポート」(ネックストラップ付)を受け取りました。
その場でホテルのスタッフがチェキを使って子供を一人ずつ撮影してくれ、その写真も裏面に貼ってもらえます(上の子が恥ずかしいのか、ホテルスタッフのお姉さんに写真を撮られることを嫌がり大変でした💦)。
アドベンチャーパスポートの中はシールが貼れるようになっていて、チェックインカウンター、レストラン、入り口等、色々な場所でホテルのスタッフの方にシールをお願いすると1枚シールをもらえます。
はじめて会う大人達に、子供達が自分で「シール下さい」と声をかけるのは緊張したり、恥ずかしかったりしますが、シールのために勇気を出して話しかけに行っており、良い経験になったと思っています(今もこの時のパスポートはとってあります)。
リッツキッズ探検隊
下の子も4歳以上になってから宿泊する際には絶対にやりたいと思っているプログラムです。
所要1時間。事前予約要。
宝物がホテルのどこかに隠されており、ホテルのスタッフと一緒に探検の旅に出かけるもので、最後には宝箱に素敵なプレゼントが用意されているようです。
リッツキッズナイツ
下の子が4歳以上になってから宿泊する際には絶対にやりたいと思っているプログラムです。
19時半から1時間半の間の無料イブニングアクティビティで、子供がこのアクティビティを楽しんでいる間、大人はレストランでゆっくりと食事を楽しむこと等ができます。
子供の対象年齢は4~12歳。バルーンアートやおりがみアートなどのアクティビティを複数組み合わせたアクティビティです。
アイスクリーム
アクティビティではありませんが、フロントで子供向けのアイスクリームを頂くことができます。
プラチナ特典
- 客室アップグレード ⇒3ランクUP
- レイトチェックアウト(16時まで) ⇒予約がいっぱいで不可
- 朝食無料(本人+同行者1名) ⇒いつもご馳走様です!
- 1,000ポイントボーナス
レストラン
朝食
レストラン | 日本料理レストラン「水暉(みずき)」(ホテル地下1階) |
営業時間 | 7:00-10:30 |
提供スタイル | セットメニュー形式(洋食or和食)、前日にメニュー予約 |
料金(税込) | 大人7,000円 |
レストランは地下1階ですが、テラス席が設けられ、滝を見渡せる開放感のあり、また組子細工や漆塗り等、日本の伝統工芸がちりばめられていて、素敵な空間になっています。
和食
まのすけは朝食は和食をチョイス。まず先付として温かいあんかけ豆腐がサーブされ、これを食べた後で他の料理もサーブされました。朝からお刺身や和牛の炊き合わせ等、沢山の料理を味わえて大満足でした。
洋食
妻は洋食をチョイス。メインでエッグベネディクトを注文しました。イングリッシュマフィンの上に、ほうれん草とハムがのっていて、ホテル特製の濃厚なオランデソースが組み合わさってとてもおいしかったです。
ピエール・エルメのクロワッサン
通常のクロワッサンやクロワッサンイスパバンに加え、10月の滞在だったので栗のクロワッサンがありました。
店舗で買うとクロワッサンは378円、クロワッサンイスパバンは540円もするようです。
子供向けメニュー
子供の向けメニューは前日予約の必要はなく当日の注文となります。
和食と洋食がありますが、今回は子供達二人とも洋食をチョイス。
クロワッサン、スクランブルエッグ、コーンスープなどがサーブされました。
ここで一つトラブルが、、、
子供2人なので、洋食を2つ注文しましたが、1つだけが来て、あと1つがなかなか来ない。おかしいなと思い、確認すると1つしかオーダーが通っていませんでした。
待たされた我々としてはかなりもやもやしてましたが、ここでの対応力が流石リッツカールトン。洋食をもう一つ急ぎサーブしてくれるのに加えて、フレンチトーストを特別にと持ってきてくれました。
こういった対応力がネガティブな気持ちを一気にポジティブな気持ちに引き上げてくれ、また泊りたいなと思わせてくれました。
お得にリッツカールトン京都に泊まるには
ここまでお読み頂きまして、有難うございました。
まのすけ評価は、
子連れおすすめ度: (5 / 5)
の最高評価。自信をもっておすすめできるホテルでした。お値段は高いですが、その価値は十分あります。
このホテルに泊まる際に、マリオット系列のクレジットカードを持ってステータスをプラチナ以上にしたり、ポイントサイトを活用することでよりお得に泊まれるのでご紹介します。
マリオットアメックスプレミアムの作成
アメックスが発行するマリオットブランドのプレミアムクレジットカード「マリオットアメックスプレミアム」を作成することで、マリオットホテルグループの会員ステータス「ゴールド」が自動付与されます。
これだけでは正直メリットがあまりないのですが、このクレジットカードを年間400万円以上使用することで、通常なら年間50泊しないと得られない「プラチナ」ステータスを得ることができます。
そうすると今回ご紹介したステイのように、朝食を無料で楽しめたり、部屋の無料アップグレードを享受できます。
年会費が49,500円と高額ですが、その価値ありと断言できるカードです。
詳しくは以下の記事で紹介していますので読んでもらえると嬉しいです。
ポイントサイトの活用
ホテルのウェブサイトで予約する前に、ただポイントサイトを通すことで、ポイントがもらえてお得に宿泊することができます。
有名なところとして、「ハピタス」や「モッピー」というポイントサイトがあります。
使い方は簡単。会員登録し、ハピタスやモッピーのウェブサイトで「マリオット」と検索します。
例えばハピタスですと、以下が出てくるので、右上の黄色い「ポイントを貯める」をクリックするとマリオットのウェブページに飛ぶので、それで予約すれば自動的に宿泊費の4%がハピタスのポイントとして付与されます。
じゃらんや楽天トラベル、エクスペディアなんかもあり、ハピタスやモッピー経由でこれら旅行サイトに進み旅行予約するだけで、ポイントが付与されます。
以下の記事でハピタス、モッピーを解説していますので、お読みいただき、活用してもらえると嬉しいです。
その他記事も参考になれば幸いです。