アメリカ駐在を機にアメリカン航空マイルを保有し始めました。
アメリカ国内では、アメリカン航空は多数就航しており、使う機会は沢山ありそうですが、日本から使用する場合、有効に活用できるのでしょうか?
本記事で、アメリカン航空マイルの活用方法について、徹底解説します。
目次
アメリカン航空について
- 1930年設立
- 本社はテキサス州フォートワース
- 940機を保有し、世界131都市に就航している
- 1日4,000便以上を運航
- 旅客運送数と旅客キロ数では世界一
- ハブ空港は、
・ダラス・フォートワース国際空港
・JFK国際空港
・シカゴ・オヘア国際空港
・マイアミ国際空港
・ロサンゼルス国際空港 - 航空会社のアライアンスの1つ、ワンワールドに加盟
- 日本発の就航路線(全てJALとの共同運航便)
大阪(KIX)
ロサンゼルス (LAX)
羽田(HND)
ロサンゼルス(LAX)
ニューヨーク(JFK)
サンフランシスコ(SFO)
成田(NRT)
ボストン(BOS)
シカゴ(ORD)
ダラス・フォートワース(DFW)
ロサンゼルス(LAX)
ニューヨーク(JFK)
サンディエゴ(SAN)
シアトル (SEA)
アメリカン航空マイルの特徴
- マイルの有効期限は18ヶ月
※但し、期間内に1マイルでもマイル数の増減があれば、そこから18ヶ月に期限は更新されるので、実質無期限 - マイルはアメリカン航空ウェブサイトで購入も可
マイル活用方法①特典航空券(アメリカン航空便)
米国出発のエコノミークラスとビジネス/ファーストクラスの特典マイルチャート(片道あたり)
このように、アメリカン航空はチャート制を採用しているので、行先への距離に応じて必要マイル数が決められています。
MileSAAverが通常の特典航空券、AAnytime(表の右2つ)はSAAverより特典航空券の対象座席を増やす代わりに、必要マイル数も多くかかります。
例えば、日本行きは「アジア地域1」に該当するので、SAAverならエコノミー片道35,000マイル、ビジネス片道60,000マイルとなります。
JAL便であっても、アメリカン航空とのコードシェア便であれば、アメリカン航空のフライトとして特典航空券を取ることが可能です。
マイル活用方法②特典航空券(提携航空会社)
提携提携航空会社のアメリカ出発便の必要マイル数のチャート(片道)
必要マイル数は、アメリカン航空のSAAverとほとんど一緒。
ウェブでは予約できず、予約センターに電話する必要がありますが、日本語対応ラインも設定されています。
日本語 | +1-800-237-0027 | 24時 |
日本国内便(JAL)
アメリカン航空マイルはJALの日本国内便にも交換できます。
日本国内便の必要マイル数チャート(片道)はとてもシンプルで、どこに飛んでもエコノミー片道7,500マイル。
JALは、距離に応じて6,000マイル、7,500マイル、10,000マイルと分かれますが、アメリカン航空マイルは一律なので、東京―沖縄など、遠くに飛ぶと必要マイル数が少なく済みます。
予約はアメリカン航空のコールセンターに電話するか、ウェブサイトから可能です。
JAL国際線、国内線の予約に関しては、以下の実体験での解説もお読みください。
マイル活用方法③マイルによる座席アップグレード
マイルを使用して、座席のアップグレードができます。
アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空が対象で、JALは対象外なのが残念です。
- 特典航空券や座席アップグレード予約は21日前より75ドルの手数料が発生
※Executive Platinum/Platinum Pro/Platinum/Gold会員のステータスを持っていれば、この手数料が免除 - 片道でのチケット手配が可能
- 家族以外の人でも特典航空券を手配可
- 燃油サーチャージは不要!
- アメリカン航空は仮予約が可能(5日間予約をホールド可)
マイル活用方法④レンタカーとホテル
マイルをホテル宿泊やレンタカー予約に使用することもできます。
世界500都市、15万施設が対象
マイルと現金の組み合わせも可(マイルは1000マイル〜)なので、余ったマイルを使うのに良いかもしれないですね。
ウェブサイトから都市名などを検索して使用します。
最後に
アメリカン航空のマイルは飛行機に乗る以外にも貯める方法があります。
その1つが、
アメリカン航空のクレジットカードを作成し、カード作成のボーナス&カード使用によるマイル付与を得ることです。
アメリカでは、CitibankがAAdvantageシリーズのクレジットカードを発行しています。
このうちの一つCiti AAdvantage Platinum Secelectは、9桁のコードが記載された本人以外宛のインビテーションレターを使用すると、何枚でもカードを作ってボーナスがもらえる神様のようなカードでした。
今年はこのカードを集中的に申込み、8ヶ月で50万マイルを得ました。
このクレジットカードについては、以下の記事で紹介しています。