【駐在生活実録】マンハッタンでの住居探し②

前回、赴任3ヶ月後の住居探しの話をしましたが、その翌年の住居探しの話です。子供が生まれる為、引っ越しすることにしました。前回のRental Unitsの物件と異なり、Condominium(Condo)を中心に検討し、契約しましたので、その経験をお伝えします。

引っ越しの背景

赴任3ヶ月で引っ越したアパートは1年契約でしたが、その間に妻が妊娠し、家族が増えることになりました。
子供が産まれた後のことを考えると、ベビーベッド含め荷物が増えるので手狭だなと感じ、また赤ちゃんの洗濯物はすぐ洗濯したい(当時の住居は、部屋に洗濯機なし。マンハッタンではそういう物件が多いです。)ということから、引っ越しすることを決めました。
また、私の勤務地が変わっていたこともあり、今の物件は通勤の便が悪くなってしまっていました。

物件に求める条件は、以下でした。

  • 今の部屋より広い
  • 部屋に洗濯機がある
  • 通勤の便が良い
  • 家賃は今より上がってもいい(できれば3800ドル/月以下)
  • 契約期間は2年
  • 比較的新しい物件
  • 早期解約オプション有り(※)
※早期解約オプションについて
駐在員はいつ辞令が出て転勤するかわからないので、勤め先から入れておくようにと指示されるもの
早期解約時はペナルティで●ヶ月分の家賃を支払いと定めておけば、実際にそうなった際に勤め先は2か月分を上限にカバーしてくれます。
ただ、物件オーナーは早期解約されるとまた入居者探しをしなければいけないので、基本的にオーナーは嫌がる条項なので、合意を得るのになかなか骨が折れます。

今回は、Rental Unitsだけでなく、Condoも対象に物件を探すことにしました。
マンハッタンは基本的に物件価格が上がり続けており、契約更新毎の賃料が上昇することが多いのですが、Rental Unitsの場合、大手企業なので、家賃交渉の余地が乏しいです。
それに比べてCondoは個人オーナーとの交渉なので、交渉の余地があることが一番の理由でした。

もう退去を決めていたので関係はなかったですが、1年契約で契約したRental Unitsのアパートはある日、「契約更新を希望する場合はこの家賃です(6%も値上げ!)、●月●日までにサインして提出してください」と事務的な手紙がポストに届きました。
Rental Unitsに1年契約の更新で累計3年住んだ会社の同僚も、毎年値上げがあったと言っていました。
その為、Condoでうまくオーナーと交渉し、家賃をできるだけ上がらないようにしたいと考え、Condoメインターゲットに据えて探しました。

物件検索方法

Streeteasyhttps://streeteasy.com)というニューヨークに特化した不動産検索サイトウェブサイトを使用しました。
SUUMOのようなもので、希望のエリアや家賃、間取りを入れると物件候補が出てきて、気になる物件があれば、ブローカーや賃貸会社に問い合わせることができます。

出典:Streeteasyウェブサイト

試しにマンハッタンのMidtownで検索した結果がこちら。物件によって、Rental UnitsなのかCondoなのかも記載されています。

検索結果で気になる物件があれば、クリックして詳細が見れます。
より詳細を知りたい、内覧したいと思ったら、物件詳細ページ内の右側の問い合わせフォームから連絡します。

私の場合は、家賃上限、希望エリア、間取り、洗濯機有、エレベーター有、ドアマン常駐、等を条件に入れて検索しました。
いくつかの物件を内覧し、一番希望条件にあてはまる物件が同じ間取りの階数違いで3軒退去予定だったので、それぞれとやり取りしました。
それぞれオーナー(窓口のブローカー)が違うので、諸条件の確認等のやり取り×3となり、非常にめんどくさい思いをしました。
それから、2週間程で1軒と無事に契約を締結し、引っ越すことができました。

 

まとめ
Streeteasyを使えば、マンハッタン内のRental Units, Condominium共に自分で検索して、候補を絞り、契約まで進めることができます。

マンハッタンでの住居探し③に続きます。

【駐在生活実録】マンハッタンでの住居探し③

2019-07-09

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