【徹底解説】アメックスのメンバーシップリワードプログラムについて

アメックスのクレジットカード（プラチナ、ゴールド、グリーン、Everyday Preferred、Business Blue Plus、等）を使用するとメンバーシップリワードポイント（通称MRポイント）が貯まります。
本記事では、このポイントの使い方についてまとめました。
※米国と日本で制度が異なっています。本記事では米国発行のアメックスカードの制度を取り上げています。

メリット

アメックスのポイントプログラムの良い点は以下です。

様々な航空会社のマイルに交換できる
（使いたい航空会社に使いたい分だけポイントを移行できる）
選択可能な航空会社の中にANAがある
ポイントの有効期限がない
（ポイントが付与されるクレジットカードを保持している限り）

それでは、ポイントの使い方を詳しく見ていきます。

ポイントの利用

ポイントの利用は5種類です。

提携航空会社のマイルやホテルポイントに交換
旅行やアップグレードに使用
買い物の支払い額に充当
ギフトカードに交換
クレジットカードの支払いに充当

提携航空会社、ホテルにポイント交換

交換可能な航空会社は以下です。かなり豊富です。

ANA
AERCLUB
AERO MEXICO
AIR CANADA
AIR FRANCE KLM
ASIA MILES
ALITALIA
AVIANCA
BRITISH AIRWAYS
DELTA AIR LINES
EL AL ISRAEL AIRLINES
EMIRATES
ETIHAD AIRWAYS
HAWAIIAN AIRLINES
IBERIA
JETBLUE AIRWAYS
QANTAS LOYALITY
SINGAPORE AIRLINES
VIRGIN ATLANTIC AIRWAYS

JETBLUE等の一部の航空会社を除き、基本的には1ポイント＝1マイル、1000ポイント単位での交換となります。
キャンペーンで特定の航空会社向けのマイル交換が増量している時があります（2019年6月20日時点、VIRGIN ATLANTIC向けの交換レート1.3倍）。

日本のアメックスの場合は、1ポイント＝1マイルでANAマイルに交換する為には年間3,000円＋税を払ってリワード・プラスというプログラムに登録する必要があり、移行ポイント数は年間4万ポイント（＝4万マイルへ交換）が上限という制限がありますが、アメリカのアメックス会員はANAマイルへの交換に関して手数料や年間交換の上限はありません。

交換可能なホテルポイントは以下です。

マリオット
ヒルトン
CHOICE Privileges

ホテルポイントへの交換レートは良くないです。
例えば、マリオットポイントとの交換レートは1:1ですが、マリオットポイントをANAマイルに交換したら、3ポイントで1マイル交換レートです。
つまり、マリオットポイント3ポイント=1マイル=1アメックスポイントと言えます。
アメックスポイントを1:1でマリオットポイントに交換すると価値が1/3になることを意味します。