日米祝日の数の違い

ただの息抜き、雑感記事です。
アメリカに駐在して4年目となりますが、アメリカに来てずっと思っているのが日本って祝日多いよなぁ、ってことで、書きました。

日本の休商日

私の勤め先では祝日関連の休商日は、

  • 正月三が日
  • 成人の日
  • 建国記念の日
  • 春分の日
  • 昭和の日
  • 憲法記念日
  • みどりの日
  • こどもの日
  • 海の日
  • 山の日
  • 敬老の日
  • 秋分の日
  • 体育の日
  • 文化の日
  • 勤労感謝の日
  • 天皇誕生日

年末の納会(12月28日)後の休みも追加し、土曜になってしまった祝日を除外して集計すると、2018年で16日、2019年はなんと21日も休商日がありました。

アメリカの休商日

アメリカは連邦政府が定める祝日と州政府が定める祝日がありますが、以下が連邦の祝日は10日です。

  • 1月1日New Year’s Day
  • 1月第3月曜日Martin Luther King Day(マーティン・ルーサー・キング・デー)
  • 2月第3月曜日Presidents’ Day(プレジデント・デー)
  • 5月最終月曜日Memorial Day(メモリアル・デー)
  • 7月4日Independence Day(インディペンデンス・デー)
  • 9月第1月曜日Labor Day(レイバー・デー)
  • 10月第2月曜日Columbus Day(コロンブス・デー)
  • 11月11日 Veterans Day(ベテランズ・デー)
  • 11月第4木曜日 Thanksgiving Day(サンクスギビング・デー)
  • 12月25日 Christmas Day(クリスマス)

私の勤め先は、マーティン・ルーサー・キング・デー、プレジデント・デー、コロンブス・デーは営業する一方で、11月のサンクスギビング・デーとクリスマスは翌日も休商日となり、12月31日もニューイヤーイブで休みになります。 その為、祝日関連の休商日は10日です。

日本とは、2018年で6日、2019年は11日も多く働くことになります。 日本の本社勤務の人たちには是非とも私の勤労日数に関してねぎらって欲しいものです。

特に1月のニューイヤーの次の休商日が5月29日のメモリアル・デーまでないので、特にゴールデンウィークは羨ましく思いながら働いています。

この差分、日本より有給休暇が多く与えられるということはありません。
大型連休がない分、季節毎に自分で有給休暇を取得して、バカンスに行く現地社員が多いので、私も有給休暇自体は日本より取りやすい状況にあり、日本の時より有給休暇を多く取って穴埋めしています。

有給休暇取得の義務化、もしくは買取化

日本って祝日だけでかなりあるので、与えられても消化しきれない状況にある人が結構いるのではと思いました。
特に私の勤務先の場合、休みを取る⇒業務量が減る、とはならず、結局その人に帰属する仕事は年間休暇数を多く取ろうが取るまいが変わらないので、予定がないのであれば、わざわざ休もうとは思えないところがあります。
ただ、有給休暇というのは、それを取得してリフレッシュして、戻ってきたらまた仕事に励んでくださいね、という労働者に与えられた権利なので、この権利は大事にしたいものですし、経営者にも重要視してもらいたいものです。
その為にも以下のような制度の導入がもっと進めば良いと思っています。

  • 会社による未消化有給休暇の買取
  • 未消化有給休暇の翌年以降への繰越に関して限度なく繰り越し可能
  • 有給消化率が上司やチームのパフォーマンス評価に使用される

私が日本に本帰国するのが、いつかはわかりませんが(1年後?2年後?3年後?)、働き方改革がさらに進んで欲しいと願ってます。

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