将来に向けての資産形成の軌跡(2020年3月末)

投資

コロナウイルス、大変なことになりましたね。正直なめてました。「これって風邪やインフルみたいなもんでしょ」って。まのすけは、1月半ばに上海に行ったのですが、その時の上海は平和そのもの、在上海の人々も遠く武漢では大変だけど、上海は大丈夫でしょって感じだったので、かなり楽観的に考えていました。それがまさか米国、欧州にこれほど広がり、経済活動に多大な影響をを出すなんて、、、

この激動の1か月、まのすけも自身の投資を見直し、色々と反省する1か月でした。これまで米国株と企業DCを分けてご報告しましたが、今回より合わせて報告していきます。

米国株

反省点だらけの米国株運用です。

株価急落により含み損に陥った米国株は3月23日に損切りを行い保有銘柄3つになりました。
売却損は2,064ドルでした。

残したのは、AT&T、マイクロソフト、Intuitです。

バイ&ホールド戦略を貫くはずが、なぜ損切りを決行したのか?そして損切りしたものの、損切りの仕方でも反省すべき点があり、以下まとめました。

①損切りに至った理由

今回のコロナウイルスショック、2月最終週から下落が始まった時も、まのすけはまだ楽観していました。「1-2か月くらいで収束するなら、3月4月で業績が落ち込んでも、5月には人々の消費が戻り、その時に、3月4月の落ち込んだ分も人々は消費するので、座席や部屋の制約のある旅行関連を除けば、実体経済への影響だろう」って、、、あと、SaaS等のサービス系企業であれば、業績そんなに変わらないのではと

その為、2月最終週以降、少しずつ買い増しも行っていました。しかし、事態は日に日に深刻化し、人々の移動は制限され、レストラン等の営業は停止し、ついには大量の解雇者が出ているとSNSでも目にするようになり、これはヤバい!株価もリーマンショックを超える下落となるのではと思うようになりました。実体経済へのとてつもないマイナスが長期化しそうな時で、バイ&ホールドを貫くのって違うのではないかと思い始めました。さらに含み損を拡大しそうな中、それをずっと眺めているよりも、一度損切りして、株価下落を見極めて買い直す方が精神衛生上よいのではないかと(底がわからない、どのタイミングが良いかわからないので、それが難しいんですけどね)。そして、3月15日にリーマンショックとの比較を行い、損切りへの想いを強くしました(分析は以下の記事を参照ください)。

【コロナウイルスによる株価下落はまだまだ続く?】リーマンショックを教訓に投資方針を検討

2020-03-15

ただ、分析時すぐには損切り決断はできず、その後さらに下落した3月23日に損切り決断をしました。もう一度、ポートフォリオ構築をやり直します。

②損切りの反省点

損切りのタイミングですが、悲しいことに現時点では、最悪のタイミングでの損切りでした。なぜなら3月24日以降株価は大幅リバウンド、ダウは連日1000ドル以上の上昇を記録したからです。

損切りは、一気に行うのではなく、買う時に少しずつ積み立てるのと同様、分散を図った方がよいということを悟りました。

3月23日に損切りを行った際、当初は2-3銘柄のみにして、他は次の日の株価動向を見て動こうとしていたのですが、成約できた際に、じゃあこれも今日のうちにと、加えて行ってしまいました。ここで焦らなければ、損切りによる損失額は大きく抑えられたので、この週はもう生きた心地がしませんでした。

 

余談ですが、まのすけは直近で言えば、最悪の時期に損切りをしてしまったわけで、それを単に悔しい、負けた、で終わらせたくない、という想いがメラメラと沸き起こり、昔メインでやっていた株価指数先物のトレードが今の相場では扱いやすいのではと思い、再開しました。ボラティリティの高い相場なのでデイトレに近い形で行い、3月30日~4月3日で1,200ドル程度の確定利益を得ました。リスクもありますので、特に詳細は紹介しませんが。

企業DC(インデックス毎月積立)

2018年1月から毎月定額をMSCI KOKUSAI連動インデックスファンドに積み立て続けてきました。積立期間2年3カ月となりましたが、こちらも大きくダメージを食らいました。

前月に含み益が4万円弱まで落ち込みましたが、一気に含み損に転落。

拠出額:742,500円
評価額:625,242円
評価損益:̠▲117,258円
初回来利回り:▲17.34%

利回り急降下です。2018年末の株価急落時にもガクンと落ち、その時はV字回復を果たしましたが、今回はその頃の米中貿易摩擦による景気後退懸念ではなく、もっとよりはっきりと経済活動のストップによる景気後退が見えているので、V字回復は無さそうです。

こちらは、人生をかけた壮大な実験と言いましょうか、良い時も悪い時も定額を積立続ける運用ルールとしてるので、これからも積立て続けていきます。ブログで報告しなければ毎月の評価額を確認すらしていなかったでしょう。

 

馬之助
コロナ・ショックは自身の投資手法を見直す良い機会になりますね。勝率100%の投資手法はありません。大損することもあれば大儲けすることもある。だから投資は面白いと言えますので、退場せず、”次”儲けれるように試行錯誤を続けて行きたいものです。

 

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