米国株投資初心者がゼロから始めるポートフォリオ構築の軌跡(6カ月目)

投資

2020年1月末時点の米国株式投資ポートフォリオを報告します。

コロナウイルスの実体経済にも影響が出る可能性が大きく株式相場も悲観ムードが漂う中、どのようなスタンスで臨むのか、以下、お読みください。

 

目次

ポートフォリオ

現在保有している株式の一覧です。

取得コスト:18,068ドル
時価評価:20,810ドル
評価益:2,743ドル
利益率:15.2%

馬之助
一時、利益率が20%くらいにまで高まっていましたが、1月の最後の相場下落で15%まで落ちてきました。コロナウイルスの問題で2月も大きく下落するかもしれません。

 

馬之助
12月11日以降、上昇を続ける株式相場が怖くて追加投資ができてませんでしたが、1月末の下落で、少し追加投資しました。2月もまだ下がる可能性は大きいのかなと思っており、投資余力はまだ残しています。

 

今、保有している株による2020年配当金受領見込み額と時期です。

2020年に得られる見込みの配当金は369ドルになりました。

 

また、待機資金(米ドル)のほとんどをWealthfrontのSaving口座(預金金利が高い)に預けており、2020年累計預金金利は、82ドルになりました。

1月の追加投資の内容

Walt Disney(ウォルト・ディズニー)

1,360ドル分購入

10月に1000ドル(@128ドル)購入した際に、手違いで売却、その後、Disney+のスタートと共に株価がぐんぐん上昇してしまっていたのですが、一時のピークから下がってきていたところに加えてコロナウイルス懸念で一段下げたので、一株136ドルで再度インしました。

コロナウイルスで人の動きが停滞すると、ディズニーリゾート等影響を受けてしまいそうな事業の銘柄ではあるのですが、最大5000ドル分までは保有したい考えなので、さらに下がれば、少しずつ買い増ししていこうと思ってます。

 

Comcast(コムキャスト)

518ドル分追加購入

インターネット回線事業、ケーブルテレビ事業、ユニバーサルスタジオ運営事業等を展開しています。

こちらも12月途中から1月中旬まで少し株価は上昇していきましたが、従来型のケーブルテレビ契約者の減少スピードが予想より大きいとの発表が1月にあり、4月に正式に開始する動画サブスク「Peacock」が競争の激化する動画配信サービスで成功するのか不透明感がある為か、株価が下落。

取得単価近くまで下がったので、少し買い増ししました。

こちらもユニバーサルスタジオ事業などを運営しており、もし米国でコロナウイルスに関連して人々の経済活動が停滞したら、と思うと少し不安を感じる部分はありますが、一方で東京オリンピックのアメリカでの放映権は同社傘下のNBCが保有しており、イベントによる動画サブスクの加入者増や収益拡大に期待しています。

 

Schwab U.S. Dividend Equity ETF(米国株高配当ETFの積立投資)

以前の以下の記事で分析したのですが、積立て投資をする場合に、高配当ETFは、52週高値に対していくらか下落している株価の時のみに積立た方がパフォーマンスが良いという結果が得られましたのでその実践です。

選んだ銘柄は、Schwab U.S. Dividend Equity ETF(ティッカー:SCHD)。

米国の高配当銘柄100種に分散投資し、配当利回りは3%台前半というETFです。

経費率は0.06%で高配当株系でメジャーなヴァンガードのVYMと同水準です。

【これは本当に必見です!】52週高値を基準に考えるETFの効率的な積立方法

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52週高値から3%以上下落している時は毎日1株ずつ投資、というルールで積立ていく考えです。

 

馬之助
他にユニリーバの株価が下落した際に、55.4ドルで指値注文を出していましたが、55.48ドルまでしか株価が下がらず、買い逃してしまいました。

 

今後の方針

ドル預金⇒株式へのシフト

引き続き、ドル預金をリスク資産である株式にシフトさせていきます。

米ドル資産のうち75%分が現金という状況(先月は76%)なので、少なくとも株式の割合が60%くらいまではあまり深く考えすぎず、積み増しす方針です。

銘柄数が多いと英語の四半期決算の把握の負担が大きいので、多くても10~15銘柄くらいが限界かなと考えています。

 

セクターの分散

できる限り異なるセクターの株式を購入し、セクターの分散を図りたい考えです。

具体的には、以下の銘柄の動向は特に重点して見ています。

エンタメ・メディア:DISCMCSA(※通信でもある)

通信・通信機器:CSCO

金融・リース:PAG、TRTN

証券取引所:ICE、NDAQ、CME

決済:V、MA、PYPL

一般消費財:MCD

食品:SYY

生活必需品:PG、UL

医療・ヘルスケア:JNJ

資本財:MMM

ブランド:RACE

公共:ED

SaaS系ビジネスサービス:DOCU、INTU

(太字は保有銘柄)

 

日本円→ドル送金での投資余力の強化

昨年、人生で初めて海外送金(日本の銀行にある円を米国の銀行へドル送金)を行いました。

Transferwiseという会社を知り、ちょっとした事情から本来ドルで受け取るべきだったお金を日本円で受け取ったのでこれを試しに送金してみたところ、簡単で早く便利なサービスでした。

円の財産は駐在期間中冬眠状態に近い状態が多いので、今後為替相場が107円台より円高になってくれれば、一部送金して米国株での運用資金として活用と考えています。

Transferwiseは以下の記事でアカウント作成から送金完了までの流れをまとめています。

【海外在住者でも開設可能】Wise(ワイズ、旧Transferwise)で銀行よりもお得に海外送金

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現在使用している証券会社2社は米国在住で無くなったとしても継続使用可能な為、仮に米国駐在を終えたとしても今後もドルのまま運用していくつもりです。

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馬之助
お読みいただきありがとうございました。投資関連の記事は少しずつ増やしていっていますので、よければ、他の記事もお読みください。

 

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