2019年7月に米国証券会社(Charles Shwab証券とFirstrade証券)の口座を開設し、米国株投資活動を開始しました。
それから3か月と少し経過し実際に株式も購入したので、今後、米国株投資初心者である”まのすけ”がポートフォリオを構築していく様子を月次で報告したいと考えています。
目次
ポートフォリオ
7月以降購入し保有している株式の一覧です。
会社名 | 株価(10/30日中) | 保有株数 | 時価評価額 | 取得単価 | 評価損益 | 評価損益率 |
---|---|---|---|---|---|---|
Johnson & Johnson | $132.05 | 39.23 | $5180 | $128.18 | $152 | 3.0% |
Docusign Inc | $66.37 | 45 | $2987 | $45.61 | $934 | 45.5% |
3M Co | $167.44 | 9 | $1506 | $157.4 | $90 | 6.4% |
合計では、まだ3銘柄です。
取得コスト:8,497ドル
時価評価:9,674ドル
評価益:1,176ドル
利益率:13.8%
JNJのみ配当金を受け取りましたが、DRIPによる配当金再投資で株式0.23株が購入されています。
配当金で購入した場合、取得コストは増加させず、株式数だけ増やしているので、上記の評価損益が配当金を含むパフォーマンスということになります。
今後の為にも投資の拠出金額と評価益の推移を記録するグラフを作ってみました。
購入した株
Docusign
電子サイン等のクラウドサービスではユーザー数No.1の新興企業です。
実際にユーザーとして使用しており、業務改善などのポテンシャルの大きさを実感したことから、成長を期待する会社として8月に購入しました。
詳細は以下の記事で紹介しています。
Johnson&Johnson
ベビーパウダーへのアスベスト混入や麻酔薬オピオイド等、多くの訴訟を抱えており株価は低空飛行を続けています。
不安要素は多く、株価は今後も低空飛空の可能性がありますが、配当の魅力と130ドル近辺は低空飛行の株価のレンジの中でも下限側との判断から、訴訟関連の報道で株価が下がった際に買い増しを行ってきたので8月、9月、10月と3か月連続で購入しました。
- 配当利回り:2.94%
- 連続増配:56年
(19年10月29日時点)
こちらも初購入時に以下の記事で紹介しました。
3M
高配当&連続増配60年で人気の銘柄ですが、米中貿易摩擦による業績への悪影響の懸念から株価は年初から20%、4月の高値から30%近く下げていました。
10月に入ってからさらに株価が下落し、配当利回りが3.8%程度にまで上昇したものの、株価下落の終わりが見えないな、でもこの配当利回りなら購入してもいいかなと数日悩んでいたら、米中関税交渉の第1弾階合意が発表され、株価は1日で5%上昇しました(下記チャート赤矢印)。
5%アップしても引き続き配当利回りは高く、今までの下落とその根本原因である米中関係の改善の兆しが見えたことから、まだ上がることを信じてこの日にインしてみました。
今後の方針
ドル預金⇒株式へのシフト
現在、米ドル金融資産ポートフォリオです。
米国株が少し増えてきましたが、まだ88%分が現金なので、リスク資産への移行を促していきます。
銘柄数が多いと英語の四半期決算の把握の負担が大きいので、多くても15銘柄以内にはしようと考えています。
セクターの分散
現在保有する株式のセクターは、”ヘルスケア(JNJ)”、”資本財(3M)”、”ハイテク?(DOCU)”になりますが、新たに追加する銘柄ではできる限り異なるセクターの株式を購入し、セクターの分散を図りたい考えです。
具体的には、以下の銘柄の動向は特に重点して見ています。
エンタメ・メディア:DIS、CMCSA(※通信でもある)
通信・通信機器:CSCO
金融・リース:PAG、TRTN、CAI
決済:V、MA、PYPL
一般消費財:MCD
生活必需品:PG、UL
ブランド:RACE
公共:ED
買い急がない
米国在住のメリットですが、米国のオンライン銀行の預金金利は日本と比べ物にならないくらい高いです。
私は、すぐに株式購入できるよう証券口座に入れている軍資金と日常生活の必要最低限のお金を除き、預金の90%程度をWealthfrontに預けています。
預金金利は2%超です。
その為、慌てて株式を買い急ぐ(特に配当利回り2%に満たないもの)⇒株価は低迷、となると単に銀行に預けている方がリスクもなく金利によるインカム収入の方が大きい、ということになります。
株式購入の際は、ファンダメンタルに加えて、銘柄によってPER、配当利回り、時価総額やチャートのテクニカル分析(移動平均線等)を意識して、購入を行っていく考えです。
保有株の買い増し
今保有している3銘柄の株価が下落すれば買います方針です。
但し、Jonhson&Johnsonは既に3回の買い増しにより5,000ドルを投入していますので、一旦は打ち止めと考えています。
一銘柄への過度な集中は避けたいと考えているからです。
米国株銘柄分析シリーズ
第1弾【DIS】ウォルト・ディズニー・カンパニー 超巨大エンターテイメント帝国に潜む3つの不安要素とは?
第2弾【CMCSA】コムキャスト ユニバーサルスタジオも運営するコムキャストはウォルト・ディズニーを上回るメディア・通信・テーマパーク運営のコングロマリット
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