航空会社のマイルやホテルのポイントは①サービスを使用して貯める、②対応するクレジットカードを使用して貯める、③他のポイントから移行する、以外に購入という手段があります。
ただ、ここで根本的な疑問が1つ
マイル・ポイントの購入ってお得なのか?
本記事では、第五弾としてデルタ航空のマイル購入を検証しました。
デルタ航空はマイルのセールスプロモーションを長らく行っていないので、第一弾~四弾で記載したような過去のセールスプロモーション情報はありません。
デルタ航空マイレージプログラムの概要
アメリカン航空のマイレージプログラムは、「Sky Miles」。
飛行機への搭乗や対応するクレジットカードでマイルを貯めて、デルタ航空運航便だけでなくスカイチーム加盟航空会社等の特典航空券や日本国内のスカイマーク航空便に交換が可能です。
Sky Milesの詳細は以下の記事で詳しく説明しているので、どうぞお読みください。
デルタ航空マイルの購入
マイル購入ルール
- ポイント購入は2000マイル以上で、2000マイル単位
- 購入単価は1マイル3.5セント
- 居住地による税金があり、米国の場合7.5%
- 購入上限は年間60,000マイルまで(カレンダーイヤーベース
米国の場合、税後のマイル購入単価は、1マイルあたり「3.76セント」となります。
マイルの価値の検証
デルタ航空は需給に応じて、必要マイル数が変動するダイナミックプライシング制の為、必要マイル数は日程や時間帯によって変わりますので、あくまで一つの試算例です。[/voice]
【検証1】国際線
- 2020年1月26日にデルタ航空ウェブサイトで検索
- 2020年9月17日 LA⇒東京、9月24日 東京⇒LAの往復便
- ビジネスクラス(デルタ・ワン)、プレミアムセレクト、コンフォートプラス、エコノミー
- 特典航空券の発券での税金・手数料は無視
マイル購入単価は3.76なので、一番マイル価値が高まるビジネスクラスでも損でした。
【検証2】米国内線
- 2020年1月26日にデルタ航空ウェブサイトで検索
- 2020年4月24日 ニューヨーク⇒ラスベガス、4月28日 ラスベガス⇒ニューヨークの往復便
- ビジネスクラス(デルタ・ワン)、ファーストクラス、コンフォートプラス、エコノミークラス
- 特典航空券の発券での税金・手数料は無視
国際線の時もそうでしたが、国内線でも、購入単価3.76よりマイル価値は低かったです。