前回の記事で、インデックスファンドに定額積立する際、『毎日積立』、『隔週積立』、『毎月積立』でパフォーマンスにどのような差が表れるかを検証しました。

懲りずに個別株の積立に関しても実際に検証してみました。
結果は見えているかもしれせんが、どうぞお読みください!
目次
積立の条件
インデックスファンドの検証の時と同じです。
- 年間1万ドル
- 配当金は再投資
- 所得税や地方税は無視
- 市場のデータは2014年10月11日~2019年10月11日を使用
検証①【V】VISA Card(ビザカード)
検証第一号は【V】ビザカードです。
特に選定理由はないのですが、米株投資家に人気の銘柄の一つで積立投資の対象にしたい方も多いと思ったからです。
5年チャート

検証前に5年間の株価推移を貼っておきます。
惚れ惚れするほどに綺麗な右肩あがりの株価推移です。
検証結果





インデックスファンドの時と同じく、グラフはほとんど差がわかりません。
評価益や利益率、IRRで見ても、差は僅差でした。

検証②【T】AT&T
インデックスファンドのVOO、VYM、上述のV、共に右肩上がりのチャートの為、同じような結果になったのではと考え、異なる株価推移を示している【T】AT&Tでも検証してみました。
5年チャート

チャートの推移はボックス相場の形を示しています。
検証結果






またしても、ほぼ変わらないという結果でした。
最後にもう一つ異なる価格推移の銘柄でも試してみたいと思います。

検証③【KHC】クラフトハインツ
ウォーレンバフェット銘柄、そしてケチャップやチーズで有名な【KHC】クラフトハインツで検証してみました。


5年チャート

チャートは右肩下がりの推移です。
投資してたらかなりしんどい値動きです。
検証結果




評価益ではなく、評価損ですが、3つの積立の差は僅差でした。
ここまでお読みいただいた方、時間を浪費させてしまい申し訳ありません。


結論
前回の記事のインデックスファンド2つ、今回の個別銘柄3つ検証してみましたが、
積立のスパンを『毎日』、『隔週』、『毎月』に変えても、パフォーマンスには大きな影響がないことがわかりました。
筆者としては、何か新しい発見が欲しかったところでしたが、こういう検証結果でした。
「良い銘柄を選んで積立を行いましょう」ということで終わらせて頂きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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