【日本個別株、先物、そして、米国個別株投資デビュー】私の投資遍歴について

投資

最近、アメリカの証券口座企業型確定拠出年金のこと等、徐々に投資・資産運用系のお話について発信し始めましたが、こういう情報をは発信するのあたっては、きちんとバックグラウンドを説明すべきと思いました。私がどういう投資遍歴を持つ人間なのか、本記事でお伝えしたいと思います。

何を考え、何を行い、何に悩み苦しみ、何を目指しているのか、読者の皆さんの参考になれば幸いです。

学生時代⓵初めての株式投資

オンライン証券の勃興期だったこともあり、株式投資をやってみようと思い立ち、イートレード証券(現、SBI証券)の口座を開設しました。

トレンドラインやストキャスティクス等のテクニカル面重視のデイトレやスイングトレードをメインに考えていました。

ガラケーの時代で、携帯から見れる情報はかなり限られており、日中は授業もあるので、それほど頻繁には取引はできず。

そして、私の所属学科は大学3年は実験で平日午後全て夕方まで拘束される学部だったので、株式取引から自然とフェードアウトしていきました。

学生時代⓶日経平均先物にシフト

大学4年生で研究室に配属されてからは、実験の待ち時間等で、長時間研究室に拘束されていましたが、そこには自分のデスクとノートPCがある為、投資活動を再開することにしました。

投資対象は、株式投資ではなく日経平均先物の一つである日経225miniにしました。

ちょうどこの先物商品が誕生したくらいの時期で、当時手数料最安値だった松井証券の口座を開設しました。

なぜ株式ではなく、日経平均先物をやろうと考えたかというと、以下が理由です。

  • テクニカル分析の投資を嗜好しており、特定の企業を応援しようとか全然考えていなかった。
  • 大学の拘束時間が長く、アルバイトはあまりできないので目先のお金が欲しかった。
  • 日経225miniはこれまでの10分の1の取引額で証拠金も5~8万円程度と手軽。
  • 買いからも売りからも取引可能。
  • 日経平均を指数とする先物の為、倒産の心配がない。

当時のデイトレ手法

投資手法は独自に考えたデイトレ手法でした。

(以下、長文になってしまいましたが、日経平均先物はその後取引時間の改定があり、前場と後場の間の昼休憩がなくなり、この手法はできなくなったので興味ない方はの読み飛ばして次の段落にお進み下さい)

市場は午前9時~11時の前場と12時半~15時10分(※株式市場より10分長い)の後場に分かれています。

昼休憩を挟んで後場で取引が再開する直前の気配値を見て、前場の終値に対して、50円以上値上がりの気配値なら成行買いを、50円以上値下がりなら成行売りを入れて、後場開始時に先物を取得、あとはあまり利益額にはこだわらず、基本は、当日のなるべく早いうちに決済してポジション解消して利益を確定させるということをやっていました。
(つまり、前場終値が10,000円だった場合、後場の気配値から後場が10,050円以上なら買う、9,950円以下なら売る(売りから入る))

この投資手法の根底にあるのは、市場参加者によって形成される相場の流れに注目したものです。

前場の終値に対して、高い値段で気配値があるということは、なんらかの材料により、多くの人が買いたいと思っている状況にあるということが想定されます。

その動きの初動にのっかり、途中でさっさとその値動きの波から降りて鞘を抜こうという考えです(売りの場合は反対)。

気配値と前場終値の差を50円以上としたのは、過去の日経平均の時系列データを分析して、それくらいは値差がないと、一方向への値動きのパワーが弱くて、すぐ反転したりする確率が高かったからです。

ずっと持っていた方がもっと利益が取れたケースもありますが、逆もありますので利益が少しでもあったらOK、損失を出さない、基本は当日のうちに決済してポジションは持ち越さないという考えでやっていました。

勿論、期待に沿わない値動きをし、損失する場合もありました。後場始値が高値となり、そこからすぐ下落するとか。

先物1枚分(先物価格が1円動けば、100円の利益or損失になる)しか取引しておらず、利益は良くて数千円、稀に1万円以上というくらいでした。

あと値差が50円以上ないとポジション取りに行かないので、相場を眺めるだけで、取引を行わない日も結構ありました。

たまに欲をかいてポジションを長く持った時に1万円、2万円の損失日となり、数千円の利益をコツコツと貯めていたものが吹き飛んでしまう痛い経験もしました。

1年以上は取引を行い、必要証拠金6万円程度(追証にならないよう、余分に現金は入れてましたが)の運用で、50万円以上は勝ちました。

投下資金が少ないので、金額面では大したことない点、ご容赦ください。

ただ、ある時を境に投資をやらなくなりました。

リーマンショック

です。

ポジションを翌日に持ち越さない手法なので、損失は何も被りませんでしたが、毎日値段が下がるのを見ていると恐ろしすぎて、投資することが怖くなった為、投資から一旦身を引きました。

会社員時代⓵この時長期スタンスの株式投資やETFの積み立てを行なっていれば、、、

大学院を卒業して、就職しました。

毎日働き、毎月給料が振り込まれる。

毎日色んな業務をして、同期や友人と飲んだり、遊んだり

ということで、投資と呼べるほどのものは全然しませんでした。

勤務先の財形貯蓄(拠出時に2%の奨励金がもらえる)をやるくらいで、毎月定期的に入ってくる給与に満足していました。

そして、無駄遣いに気をつけて給料を着実に貯めていこうと考えてました。

漠然と3年で1千万円貯めようと思ってました。

会社員3年目の途中で結婚し、新生活や結婚式で大きな出費があったので計画は途中で終了しましたが、会社員2年目終了時点で600〜700万円は貯まっていたので、独り身の巡航速度が続いていれば達成できていたペースです。

但し、この時にただの貯金ではなく、積み立て、積み立てで株式やETFに資産を回していれば、今は大きな含み益になってはずと思うと、あの時やっていればって後悔しちゃいます。

色んな株のチャートを見ると、大型株ですら、今の価格は当時の3倍なんてのがざくざくあります。

相場の低迷している期間はかなり長かったので、精神的に辛くても我慢する忍耐力が必要ですが。

会社員時代⓶日経平均先物取引を再開

徐々に投資しようという意欲が復活してきたので、日経225miniを再開しました。

学生時代に行っていた投資手法が今も通用するか試そうと思っていたのですが、市場の取引時間のルール改定により、前場、後場の間の昼休憩がなくなったので、以前と同じ手法はできませんでした。

会社員なので、デイトレはやれないので、移動平均線やMACD、ストキャスティクスなどを活用してのスイングトレードに取り組んだのですが、日経225miniにはスイングトレードに不向きな点がありました。

日経225miniには決済日(SQ)が決められており、そこまで持つと、損だろうが得だろうが、そこで強制決済です。

その為、損失のポジションにあり、回復を待ってても(損切りする必要はないレベル)、その日が来ると損失で終了です。

その後、日経平均が大きく反転、もし強制決済日より1週間や2週間追加で持ち続けられていたら利益だったのに、ということが何回もあり、市場から退場しました。

会社員時代⓷新たな資産運用商品への挑戦

家族がおり、今後、子供ができるかもしれないということもあり、あまりリスクは取らない投資スタンスを取った結果、社債やロボアド投資を始めました。

個人向け社債

ソフトバンクが定期的に数千億円規模の起債を定期的に行っています。

マイナス金利時代が長期化し、2019年9月申し込みスタートの第56回無担保社債では、ついには1.5%を下回る設定利率にまで金利が落ちてきました。

過去の募集案件では2%を超える設定利率のものもあり、銀行に預けても雀の涙程度の預金金利しか得られないことに比べれば大きな収入です。

ソフトバンクの信用リスクをどこまで取れるか、6年~7年の社債の為、その間資金が後続されても大丈夫か、この2点だけ考えたうえで、購入OKと考えられるのであれば、あとは満期まで保有するだけです。

ロボアド投資

ロボアド投資はウェルスナビの入金キャンペーンがきっかけで始めました。

50万円入金で3千円のボーナス。

リスク許容度に従って複数のETFに分散投資という仕組みは便利なのですが、年間手数料が預け入れ総資産の1%発生します。

リバランスすることもほとんどなく、正直1%も手数料取られ続ける価値は感じませんでした。

また、複数のETFの値動きに加えて、円換算の為替差損益も加わって投資パフォーマンスが決まるので、何によって自分が勝ってるのか負けてるのか、はっきりと分かりづらい点に投資の面白みがないと感じました。

これがきっかけで自分はETFより個別株がいいかもしれないと思い始めました。

尚、ウェルスナビは初回の50万円入金以外に追加入金はせず、一時5万円以上の含み益でしたが、相場の下落などもあり、3万円程度の利益でポジション確定で終えました。

駐在員時代/アメリカでの資産運用

駐在で赴任して1年弱が経過。

少しずつ現地ドル建て給与による貯金も増えてきて、生活費のレベルも把握してきたので、ただ銀行に預金しているだけでは勿体ないと考え、投資・資産運用に意識を向け始めました。

その結果、まず開始したのがオンラインの預金金利の高いセービング口座ロボアド投資です。

オンラインセービング口座

オンライン専業の預金金利が高い銀行口座を開設し、出来るだけ余ったお金は通常の銀行から移すようにしました。

預金金利は2%超!

1万ドルを1年預けて200ドル。
たかが200ドルと思われる方もいるかもしれませんが、リスクなしで2%の金利収入は大きいです。

以下の記事で、オンラインセービング口座はご紹介しています。

【米国居住者向け】預金金利2%超!お得なオンライン銀行はこれだ

2019-05-23

ロボアド投資

日本ではやめてしまったロボアド投資のアメリカ版。

ロボアド投資に面白みを感じていないのに何故やろうと思ったかというと、

  • アメリカの為、すべて情報が英語であると、個別株を追っていくのが面倒に感じた。
  • 1万ドルまで手数料無料の口座開設キャンペーンを行っていたものがあった。
  • ドル入金ドル運用なので、為替変動の差損益は発生しない。

選んだのはWealthfront!

こちらはその後、ロボアド投資口座保有者限定のオンラインセービング口座もスタートさせ、安定収入獲得に大きく貢献してくれています。

Wealthfrontについては以下の記事で紹介しています。

【米国居住者で投資にお悩みの方】ロボアドバイザーで手軽に国際分散投資

2019-05-23

2018年2月に500ドルを入金して運用を開始。
当初は、2週間に一度250ドルずつの自動積立を設定し、2018年4月に1,250ドルにまで積立ましたが、適温相場の終わりなどで、今後相場の下落があるかもしれない中で自動積立を継続したくないと考え、この機能をストップ。

その後は、相場の急落の際などに数百ドル単位で追加の資金投入を行い、2019年6月で累計投入資金は2,600ドルになりました。

運用を開始して1年数カ月の間に、ポートフォリオのリバランスやあえて損失を確定させ、配当収入の税金発生を抑えるTax Harvesting機能を何度も行ってくれており(下図の日付上の〇印が実施した日)、ウェルスナビよりも機能面で満足でした(手数料も無料)。

2019年7月に大幅にポジションを解消しました。

駐在員生活も後半戦に入る中、本帰国を意識し始めたのですが、Wealthfrontに確認したところ、

アメリカ国外居住者になると、口座を閉じる必要があるとの回答。

将来の本帰国のタイミングで相場が低迷していると望まぬ損失確定をせざるを得ない可能性もので、2019年7月、当時ダウやS&P500が最高値を更新という時期だったので、ここでポジションを解消することにしました。

引き続き、セービング口座への預け入れによる2%超の金利収入は欲しいので、その為に必要最低運用額である500ドル分はロボアド口座に残さなければならなかったので、ポジション解消時の評価額で500ドル分だけ残して運用中です。

尚、ポジション解消では利益が発生せず、残した評価額500ドルの投資商品とそれに関して実際に投下した資金330ドルの差額(=含み益)として存在しています。

その後、2019年8月に米中貿易摩擦懸念の再燃による相場急落で評価額は500ドルを下回りましたが、そこで必要最低運用額の500ドルを満たすために追加の資金拠出を求められることはありませんでした。

企業型確定拠出年金

勤務先が企業型確定拠出年金を導入したので、拠出できる最大掛け金をMSCI KOKUSAI(日本を除く先進国株価指数)に連増する運用成績を目指すインデックスファンドに100%振り向けて、ドルコスト平均法に基づく積立を2018年1月から継続中です。

企業型確定拠出年金は以下で解説しています。

投資、資産運用

【海外駐在員も運用可能】企業型確定拠出年金を駐在員目線で解説①

2019-08-18

アメリカの証券口座の開設

何度か検討しながらも開設を見送っていた証券口座を2019年7月と8月に開設しました。

アメリカ国外でも継続利用可能という点で、今後も一生付き合える資産運用ツールとして期待しています。

口座開設は以下の記事で紹介

証券口座開設

【これが投資の第一歩】アメリカの証券会社の口座を2つ開設

2019-08-28

短期のトレードはプロの情報戦やアルゴリズムの超高速売買の世界である為、勝つことは難しいであろうと考え、またある程度給与収入がある中、今、お金が欲しいのではなく20年、30年後を見据えた資産形成が目的の為、長期目線で投資を行うことにしました。

主なルールとしては、

  • バイ&ホールド

    良い商品、良いサービスを展開していると自分が感じられる企業を長期目線で保有する。
    その為、自分が実際にその会社のサービスや製品を使用しているのがベスト。
    グロース株でも大型株でも魅力を感じれば、会社のサイズは問わない。
  • 現物株(ETF含む)、余裕資金

    株式投資はリスクがあるものであり、その失敗によって生活が脅かされるようなことがあってはいけまえん。
    現物株で、資金をつぎ込みすぎることなく常に余裕資金からの投資を意識する。
  • 慌てて買わない、チャートも見て、じっくり買い時を待つ

    買いたい株があったとしても、買いを急がず、どれくらいの株価なら買ってよいと思えるか、チャートや財務データから検討する。
    そうすると、買えない株も多数でてきますが、それは仕方がないと割り切ります。
  • 撤退ルール
    基本的にはバイ&ホールドで価格が半値になっても買い増しはあっても売却はしない。
    但し、投資した会社が重大なコンプライアンス・法令違反を行った、商品・サービス・二次ネスモデルの著しい陳腐化が感じられた、会社のIRでの情報発信が少なすぎる(=株主軽視)、ということがあればポジションを解消する。
  • 以上、これまでの投資に関するお話をさせて頂きました。
  • アメリカの個別株は初心者の為、勉強しながら、今後ポートフォリオの形成を進めていきます。

アメリカ駐在員ができる8つの投資・資産運用手段は以下をお読み下さい。

【必見まとめ記事】アメリカ駐在員ができる8つの投資・資産運用手段

2019-09-14

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