以前に米国3大航空会社のマイル活用方法を記事にまとめました。
これらの航空会社が圧倒的な就航数を誇っているのは間違いありませんが、他の航空会社、いわゆるLLCにあたる航空会社を使用する機会もあります。
LLCとしては、ジェットブルー航空、サウスウエスト航空、スプリット航空、ヴァージンアメリカ、US Airways、フロンティア航空がありますが、このうちジェットブルー航空は何回か使用しているので、本記事で紹介したいと思います。
目次
ジェットブルー航空について
- 1998年設立
- 本社はニューヨーク州クイーンズ区ロングアイランドシティ
- 202機を保有し、84都市に就航している
- フルキャリアの航空会より効率的な運営や無駄を省くことで低コストの運営を実現している
- 座席クラスは米国横断路線の一部でフルフラットシートのプレミアムクラス導入しているが、大半はエコノミークラスのみのワンクラス制
- ハブ空港は、JFK国際空港
- 航空会社のアライアンスには加盟していないが、以下の航空会社と提携関係にある
・Cape Air
・Emirates
・Hawaiian Airlines
・Icelandair
・JSX
・LIAT
・Porter
・Seaborne Airlines
・Silver Airways
・South African Airways
ジェットブルー航空マイルの特徴
- マイレージサービス名は、「TrueBlue」
- 同社のマイレージの単位はマイルではなく、ポイントを使用しています
- ポイントは有効期限なし
- ポイントは購入も可能
- ポイントは、「True Blue Pool」という家族で共同で貯め、使用するプログラムもある。
マイル活用方法①特典航空券(ジェットブルー便&提携航空便)
特典航空券の検索は、検索画面で右上の「Use TrueBlue Point」にチェックを入れるだけなので、使いやすいインターフェースになっています。

また、検索後の画面でも、ポイントか現金購入かを切り替えることができます。
座席クラスは基本的にエコノミークラスのワンクラス制でみですが、事前シート指定、座席間隔、キャンセル料の有無などで、3種類の予約クラスがあります。

安さにこだわるならBlue Basicですが、一番ベーシックなのはBlueでしょう。
必要ポイント数は日程や時間、乗り継ぎの有無で変わります。
例えば、ニューヨークータンパ(フロリダ州)の直行往復航空券(4月24日出発、4月28日戻り)を検索すると、
購入の場合に296.81ドルするBlueクラスの航空券が
19,200ポイント+手数料11.20ドル
でした。
手数料11.20ドルを無視したとして、ポイント単価は1ポイントあたり1.55ポイント程度ということになります。
マイル活用方法②バケーションパッケージ
ポイントは特典航空券だけでなく、航空券+ホテル宿泊を組み合わせるバケーションパッケージでも使用可能です。
特典航空券と同じく、検索画面で「Use TrueBlue Point」を入れるだけです。

マイル活用方法③ハワイアン航空での利用
ハワイアン航空便でもポイントを使用可能です。
独自の必要ポイント数のテーブルが設定されています。


予約は面倒ですが、ジェットブルーのコールセンター(1-800-538-2583)に電話する必要があります。
本・雑誌への交換
少し変わってますが、本・雑誌にポイントを交換することができます。
必要ポイント数が少ないので余ったポイントの有効活用にはなりそうです。

最後に
ジェットブルーのクレジットカードを作成することでもポイントを貯めることが可能です。
年会費無料のカードと年会費99ドルのカードの2種類があります。

カードの説明・申込画面へのリンクはこちらです。
このカードについては今後、別記事でレビューしていきたいと考えています。
