皆さん、こんにちは。
米国株投資初心者のまのすけです。
2019年7月から米国株投資を始め、現在は4銘柄まで保有銘柄が増えてきました。
他にも買いたい会社はあり、追加投資の機会を伺ってますが、11月に入り、S&P500やニューヨークダウが連日最高値を更新している状況が続いている中、なかなか購入には踏み切れず、相場をただ静観している日が続いています。
その為、いろんな切り口で投資のタイミングを検証しており、今回はアノマリーと大統領選挙の周期を一つを切り口として検証した結果を共有します。
目次
アノマリーとは?
理論的根拠があるわけではないが、よく当たる相場での経験則のこと。
相場格言として伝えられているものが数多くあります。一般的には、いわゆる法則や理論から合理的な説明ができない現象を「アノマリー」といいます。
(大和証券HPより)
例えば、今とこれからのことで言えば
11月は転機になりやすい月:サンクスギビングやクリスマスラリーに向けて思惑が交錯し株価が変動しやすい。
クリスマスラリー(サンタクロースラリー):クリスマスから1月にかけて株価が上がりやすい。
節分天井:クリスマスラリーの上昇が節分の時期で天井を迎えやすい。
アノマリーと大統領選周期の検証
S&P500を使用して、「11月は株価が変動しやすい」、「12月はクリスマスラリー」、「節分天井」に関して、過去20年間の株価変動率を検証してみました。
尚、20年としたことに特に理由はないです。
ただ、過去と今とでは投資環境も大きく異なってきているので、あまり昔にさかのぼり過ぎてもノイズデータになるかなと思ったからです。
アノマリーの検証結果
11月単月の株価変動、12月単月の株価変動、11月11日~2月3日の株価変動の勝敗をまとめたものが以下です。
過去20年に加えて、直近の5年間だけの結果も合わせて記載しました。
アノマリー+大統領選挙の周期
上記の勝敗にさらに、大統領選の周期を入れてみました。
選挙が11月に結果が出て1月に新大統領として就任するので、期間を表現し辛いのですが、上の表は、1段目が11月初旬の大統領選挙後~就任して1年目スタートということになります。
11月の株価変動について、就任2年目、3年目は無敗というのが目を引きます。
まとめ
アノマリー自体根拠のないものなので、信じる・信じないはあなた次第ですが、今回の検証から得たものとして、
- アノマリーで株価上昇を示唆されている月の勝敗はそれほど高くはなかった。
- 大統領の2年目、3年目の11月単月の投資はかなり高確率で勝てるかも!!?
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