ヒルトン・オナーズ・ポイント、メジャーホテルチェーンの一つヒルトングループが展開するポイントプログラムによって貯まるポイントです。本記事では、ポイントの貯め方や使い方を解説します。
ポイントの貯め方
主に以下のものがあります。
1⃣ヒルトンホテルの宿泊
宿泊代1ドルにつき10ポイント付与(ベースポイント)
予約は旅行会社や旅行予約サイトを通さず、直接ヒルトンで予約する必要があります。
会員ランクに応じてボーナスポイントが付与
シルバーだと雀の涙程度ですが、ゴールド以上はかなりお得です。
会員ランク | ボーナス付与率 | 宿泊1ドルあたり獲得ポイント |
---|---|---|
メンバー | 0 | 10ポイント |
シルバー | 0.2 | 12ポイント |
ゴールド | 0.8 | 18ポイント |
ダイヤモンド | 1 | 20ポイント |
2⃣ヒルトン系クレジットカードの使用
アメリカでは発行されているのは以下の4種類があります。
(日本でもVISAカードがヒルトンのクレジットカードを発行しているようです)
ヒルトン・オーナーズ・カードは年会費無料ということもあり、とりあえず持っていて損はないカードと思います。
以下の記事も合わせてお読みください。
3⃣トラベルパートナー利用
Lyftやレンタカー、携帯電話の海外ローミングサービスのご利用で、ヒルトン・オナーズ・ポイントを獲得できます。
Lyftでのヒルトンアカウントの連携については以下の記事を合わせてお読みください
4⃣ポイントの購入
ヒルトンのウェブサイトでポイントを購入することもできます。
基本のレートは1ドル=1ポイントなので、良いレートとは言えないです。
Buy More Pointsキャンペーンというものを不定期でやっており、8万ポイント(=800ドル)のパッケージで購入すれば、追加で8万ポイント得られるというキャンペーンを2019年6月に見ました。
5⃣他社ポイントからの交換
航空&鉄道会社やクレジットカード会社のポイント、マイルをヒルトンポイントに交換可能です。
航空&鉄道会社:
アムトラック 5,000ポイント⇒10,000ヒルトンポイント
ハワイアン航空 10,000マイル⇒15,000ヒルトンポイント
ヴァージンアトランティック航空 10,000マイル⇒15,000ヒルトンポイント
クレジットカード会社:
アメックス(アメリカ)1,000ポイント⇒2,000ヒルトンポイント
ダイナース(アメリカ)1,250ポイント⇒2,000ヒルトンポイント
交換レートは悪くおすすめできません。
ポイントの有効期限
ポイントの有効期限は1年です。
ただ、以下のことを行うと効期限はその時点から1年に延長されます。
- ポイントの獲得
- ヒルトン系列ホテルに宿泊
- ポイントを購入
ポイントの使い方
1⃣ヒルトン系列ホテルでの宿泊で使用
ヒルトンポイントの使い勝手の良い点として、1泊に対して、何ポイントを使用するかを調整できる点です。
5,000ポイント以上1,000ポイント単位で設定できるので、仮にポイントが少なくても、現金を支払いに充てることで、ポイントを使用できます。
ちなみに、ポイントのみで宿泊するのにどれくらいのポイントが必要か、試しに検索してみました結果が以下です。ハワイの場合、最高級ランクのホテルであるウォルドルフ=アストリアで95,000ポイント、中級クラスのヒルトンガーデンインで50,000ポイントというような相場です。
2⃣コンサートやスポーツ観戦などのチケットに交換
ヒルトン公式HPの交換ページから様々なイベントチケットに交換が可能です。
3⃣航空会社のマイルへ交換やレンタカー使用に充当
レートが悪すぎるので、検討する意味は無さそうです。
ヒルトンポイント9~10ポイントで航空会社1マイルというようなレートですが、その3倍はないと割に合わないと考えます。
必要ポイントが柔軟なうえ、下記のスタンダードルーム特典もあります。
スタンダードルーム特典
シルバー、ゴールド、ダイヤモンドのエリート会員が、ポイントを使用して5泊以上滞在すると、スタンダードルーム特典により、5泊ごとに5泊目が無料になる特典があります。
一泊当たり何ポイント使用しなければいけないかは、 ホテル、客室、予約日、滞在日によって異なります 。
2019年8月28日までヒルトン系クレジットカード作成ボーナスアップのキャンペーン中です。
以下の記事からお進みください。
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