Chase銀行発行の最上級グレードクレジットカード『Chase Sapphire Reserve』の年会費が450ドルから550ドルにアップし、ベネフィットも改定があったのでこの機会にご紹介します。
特徴
カード作成ボーナス:
50,000ポイント(3か月以内に4,000ドル使用)
Chase銀行のカード申し込みのページはこちら
年会費:550ドル(2020年1月12日から)
ポイント(1ドル使用あたり):
ライドシェアLyftの乗車:10ポイント(2020年1月12日から)
旅行関係(ホテル、飛行機、クルーズ旅行、電車、タクシー、等)とレストラン 3ポイント
その他1ポイント
海外でのカード使用手数料:なし
ポイント制度:Ultimate Rewards(UR)ポイントが貯まります。
ポイントの利用は以下の5種類があります。
- パートナー企業にトランスファーして利用(航空会社のマイルやホテル)
主要な交換先は、ブリティッシュエアウェイズ、シンガポール航空、ユナイテッド航空、IHGホテル、マリオットホテル、ハイアットホテル、等。
稀にキャンペーンを行っており、レートがよくなる時があります。 - Chaseトラベルポーターでの利用(1ポイント1.5セントに換算)年会費が安いChase Sapphire PreferredやChase Ink Business Preferredの換算レートは1.25セントなので、Reserveカードで換算レートが高くなるのはメリットの1つです。
- キャッシュバック(1ポイント1セントに換算)
- ギフトカードへの交換(1ポイント1セント以上、交換レートはカードによる)
- amazon.comでの買い物の支払いに充当
トラベルクレジット:
年間300ドルのトラベルクレジットが付与
TSA Global Entryクレジット:
Global Entry申請費用に関して100ドルクレジット付与
Priority Pass:
世界1300箇所以上の空港ラウンジを無料で使用できるプライオリティパスが付与されます。
プライオリティパスの詳細は以下の記事で解説していますので、どうぞお読みください。
DoorDash:
フードデリバリーサービスのDoorDash、12ドル以上の注文でデリバリー手数料が無料になる会員の月会費9.99ドルが最低12カ月、最長24カ月無料になります。(2020年1月12日から)
その他特徴:
このカードとSapphire Preferredは、Sapphireというくくりでまとめて扱われており、入会ボーナスはいずれか一方しかもらえません。
このカード(もしくは、Sapphire Preferred)を解約し、一定期間が経つとカード作成ボーナスを再度もらえますが、この待機期間は48ヶ月です。(2017年頃までは24ヶ月だったのですが、伸びてしまいました。)
48か月後にカードを作成した場合には、再びボーナスをもらうことができます。
Chase Sapphire Preferredのレビュー記事は以下です。
私の評価
- 年会費が550ドルと450ドルから100ドル値上げされてしまいました。
- その分、ベネフィットが増えていますが、Lyftが10倍ポイントにしろ、DoorDashの月額料が無料にしろ、使用してベネフィットが得られる=支出増の原因になりかねず、この改変は私は好意的に捉えることはできません。
- 旅行で3倍ポイント、プライオリティパスで空港ラウンジも無料利用可能(同行者も2人まで無料)なので、出張、旅行の機会が多い人向けかと思います。
- Chase銀行は2年以内の他行を含むクレドットカードの作成枚数に制限をかけており、そのルールがこのカードにも適応されるので、申込時には2年以内のカード作成枚数を4枚以下にする必要があります。
クレジットカード申込み前に
- Chaseはクレジットカード審査が厳しいことで有名ですが、このカードは上級カードなのでさらに厳しいです。
- 審査に通りやすくする手段の1つはChaseの銀行口座を作成することです。
- そうしてChaseと関係を築けば、カードの承認されやすくなります。
- ChaseはATMの数は全米1位で不便はなく、別記事で紹介の通り、ディズニー関連のベネフィットもあるので口座を開設していて損はありません。
Chase銀行口座によるディズニー関連のベネフィットは以下の記事をお読みください。
コメントを残す