当ブログで、一押しのクレジットカードの一つがアメックスゴールドカードです。
年会費は高いものの、レストランやスーパーマーケットで大量にポイントが付くうえ、ベネフィットも沢山あるので、実質的な年会費負担はそれほど大きくなく、保有するクレジットカードの中で最長の3年間保有してきました。
ただ、家計簿分析をきっかけに、このカードの4年目の更新は行わずに解約することを決めましたので、その理由を共有したいと思います。
理由①まのすけの家計では、ゴールドカードの良さを活かし切れない
大元は以下の記事です。
Mintという家計簿アプリを使用して、ここ1年間の家計の支出をカテゴリー別に集計し、それぞれのクレジットカードとその組み合わせで何ポイントたまるのか試算してみました。
家計簿から試算したクレジットカード別のポイントの貯まり方は以下になりました。
使用するカード | 貯まるマイル | 年会費 |
---|---|---|
①ANA USAカード/JAL USAカード | 52,620 | 70ドル |
②アメックスビジネスブループラス | 102,620 | 0ドル |
③アメックスゴールドカード | 95,883 | 250ドル(実質30ドル) |
④ ②+③ | 113,430 | 250ドル(実質30ドル) |
⑤ ②+③+Amazon Prime Visa Signatureカード | 170,891 | 250ドル(実質30ドル) |
この試算の結果、全ての支出をゴールドカードで支払う(③)よりも年会費無料のアメックスビジネスブループラスを使用した方(②)が、よりポイントが貯まることがわかりました。
②+③を組み合わせると②や③単品よりもよりポイントが貯まるので、ゴールドカードを保有し続けて2枚のカードを併用することも選択肢としてはアリです。
ただ、まのすけは陸マイラー活動で何枚もクレジットカードを作っているので、そのカードも使わないといけないので、レストランやスーパーマーケットの支出を全てゴールドカードにするわけにもいきません。
その為、年会費無料のアメックスビジネスブループラスだけ保有し続ければ良いと思うようになりました。
理由②エアラインフィークレジット使用ルールが厳しくなった
ゴールドカードは年会費250ドルですが、エアラインフィークレジット100ドル、レストランクレジット120ドル(毎月10ドル)の特典があるので、これらを活用し尽くせば、実質的な年会費負担は30ドルに減ります。
レストランフィーは該当するサービス(ハンバーガー屋のシェイクシャックやフードデリバリーのSeemless、Grub等)を毎月忘れずに一回使うだけなので、簡単ですが、エアラインフィークレジットは簡単ではありません。
エアラインフィークレジットは、飛行機の預け入れ手荷物手数料や飛行機内の飲食物の購入に対して、あとで出費した分を年間100ドルまで返金してもらえるというものです。
では、これらの支出の見込みがあるかというと、ほぼないです。
これまでは抜け道として、公式には対象外とされていましたが、デルタ航空の50ドル以下のギフトカードがこのエアラインフィークレジットの対象として取り扱われていたので、ギフトカードを購入しエアラインフィークレジットでその分を返金してもらってました。
しかしこれも、2018年後半あたりからはNGになってしまい、消化する術が無くなってしまいました。
理由③年会費UP
ゴールドカードは2018年に年会費やカードの特典が大幅に改定されました。
昔に比べて、ポイント付与率が大きく増え、レストランクレジットなどの特典が新設された一方で年会費がUPしました。
195ドル(初年度無料)⇒250ドル(初年度から有料)
初年度:無料
2年目:45ドル(交渉して195ドルから値下げ)
3年目:195ドル
でした。
尚、カード更新時の年会費交渉についての体験は以下をご覧ください。
これが、今後の更新では現在の年会費である250ドルになってしまいます。
以上のことから、3年間使用してきたアメックスゴールドカードを卒業(解約)することにしました。
最後に
まのすけは以上の理由で解約しましたが、アメックスゴールドカードは依然としておススメのカードであることに変わりはありません。
例えば、航空券購入で3倍のポイントが付くのはかなり美味しいポイント付与率です。
2019年12月7日、ANAの航空券3,980ドルをゴールドカードで支払いました。
その結果、11,940ポイント(3,980×3)も付与されました。
高ポイント付与カード×家計簿分析で自分にあったカードを見つけましょう!